平岸近郊で買える防災用品特集①ホーマック西岡店編

熊本地震では家屋の倒壊や家具の下敷きになって亡くなる人が相次ぎました。しかし、札幌市のアンケートでは「家具の固定や配置を工夫している」と答えた人は29%にとどまっています。今回は、ホーマック西岡店で買える防災用品を紹介します。

 

1階の28番売り場に防災用品コーナーがあります。

売り場の写真がこちら。

家具の転倒防止用ポール式器具。ポールは家具の両端の壁側奥に設置すると効果が高まります。

耐震マット。震度7クラスの揺れでは、テレビやパソコンが“飛んでくる”そうです。粘着性マットで台にしっかり固定しましょう。

 

一般的なものでは5年ぐらいの耐用期限があるので、定期的な交換が必要となります。

家具の下に挟み込むストッパー式器具。床がカーペットの場合は効果が低くなるので注意。

東京消防庁のハンドブックによれば、家具の固定はL型金具などで壁に直接ネジ固定する方法が最も効果が高いとされています。

 

また、ストッパー式器具やマット式器具の単独使用は効果が薄いので、ポール式器具との併用を勧めています。

NHKそなえる防災のページでは、お金をかけずにこの「合わせ技」を採用する方法を紹介しています。

 

ポール式器具の代わりに、ダンボール箱を家具と天井との間に詰め込みます(空箱でもOK)。隙間が残る場合は、新聞紙などで埋めてください。ストッパー式器具の代わりに、新聞紙などを折り畳んで敷き、家具を壁側に少し傾斜させれば「合わせ技」の完了です。見た目は多少不細工ですが、これならほとんどお金を掛けずに、強度の高い家具の転倒防止対策ができます。

ガラス飛散防止フィルム。防犯用にも使えます。枕元に靴や厚手のスリッパを用意しておけばより安心できます。

揺れを自動で感知して、食器棚などの扉が開かないようにロックするストッパー。食器の飛出しを防ぎます。

長期保存水。保存期間は5年。東日本大震災から5年にあたるため、そのころ買った商品は買い替えの時期になります。

非常食。こちらも保存期間は5年。一般的には、支援が整うまでの3日分の備蓄が必要といわれています。

全ての対策を一度に行うのは大変です。危険度の高い家具から優先的に対策を行い、無理なく進めていきましょう。また、設置して終わりではなく、家具がきちんと固定されているか定期的に確認しましょう。

 

こちらの記事は、2016年6月21日時点の情報です。商品の入れ替えや品切れの場合などもありますので、詳しくは店舗にお問い合わせください。 

取材協力→ホーマック西岡店

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