平岸用水誕生の秘密にせまる キーワードは“地質と麻”

明治末頃の平岸用水(札幌市公文書館蔵)
明治末頃の平岸用水(札幌市公文書館蔵)

平岸の歴史を語る上で外せないのが、平岸用水です。かつて平岸街道の真ん中には美しい掘割が流れ、その両側にはきれいに整備された生け垣に囲まれたりんご農家が立ち並ぶ、美しく豊かな農村風景が広がっていました。

 

平岸用水が開削されたのは入植からわずか2年後の明治6年。これは札幌の用水路の中でも最初期に位置します(江戸時代に作られた大友掘という別格を除けば)。

 

なぜ、平岸村民は用水を作らなければならなかったのか?それには、平岸の地質と水沢から移住者が持ち込んだ特産品“麻”が深く関わっています。

 

明日3月16日午前10時からFMアップル(76.5MHz)「平岸情報ステーション りんご新聞より」では、平岸用水誕生の秘密についてお話しします。

 

その他、まち歩きイベント「ブラリンゴ 札幌開拓の鍵は平岸の凸凹にあり」情報や、平岸人図鑑で紹介した本家ブラタモリ案内人古沢仁さんの取材こぼれ話、地域のニュースなどをお話しする予定です。お楽しみに。

 

動画サイト「Ustream」、またはWEBラジオサイトでも生放送が視聴できます