第4回ファイターズ応募懸賞は昨日で締めきりました。応募総数147件でした。当選者には、発送をもってかえさせていただきます。
さて、懸賞時のアンケート「地震に備えた対策は?」の結果が出揃いましたので、発表いたします。
回答の無かった9人を除く138人中、防災対策を取っていないと答えた方は33人(24%)でした。
◆飲料水・非常食の備蓄
飲料水の備蓄は60人(44%)、非常食の備蓄は51人(37%)がしていると答え、最も多い対策となっています。ホームセンターなどには、賞味期限が5年の非常用飲料水が売っています。3ヶ月毎に保存食を入れ替えているという回答がありましたが、買って終わりではなく、定期的に更新することが大事です。
◆防災グッズの準備
防災グッズの準備は30人(22%)がしていると答えています。懐中電灯が15人、ラジオが12人、乾電池7人、薬が3人、携帯トイレ・段ボール製ベッドが1人です。ラジオは、スマートフォンなどへも充電できる手回し発電機能付きがおすすめです。
◆防寒対策
本州と違い、北海道の場合真冬の防寒対策は欠かせません。電気不要の暖房器具の備蓄は7人、防寒具の準備は6人がしていました。猛吹雪などに備え、車の中に毛布と防寒具を用意しているというお答えもありました。古新聞なども腹巻き代わりになります。
◆家具の固定・配置の工夫
家具の固定は16人、配置の工夫は6人がしていました。その他にも、「高いところに物を置かない」、「ガラスに飛散防止フィルムを貼る」といった回答もありました。阪神大震災や新潟県中越地震など過去の直下型地震では、けが人の3~5割が「家具類の転倒や落下、移動」によるものでした。家具の固定を代行してくれる業者もいますので、お年寄りなど自力での移動が困難な方は検討するのもいいでしょう。
◆避難所の確認、避難情報の共有など
避難所や経路を確認する18人、家族で避難先や連絡方法を決めてある6人、災害時伝言ダイヤルに登録3人、定期的な避難訓練の参加1人。物の備えだけでなく、情報の備えも重要です。集合場所や連絡手段をあらかじめ家族で話し合っておきましょう。
◆その他
枕元にスリッパを置く3人。残り湯は翌日捨てる3人。地震保険に加入する2人。生命保険の場合、死亡保険金は全額支払われますが、火災保険では地震による建物の被害は原則として保険の対象外です。必要性を感じる方は、震災関連の特約や地震保険の加入を考えてみてはいかがでしょうか。
防災対策は無理をせず、できることから始めることが大事です。まだ防災対策を取っていない人もできることから始めてみましょう。