HTBの樋泉社長にお会いしてきました

私とHTBの樋泉社長との出会いは今から4年前にさかのぼります。当時、道新りんご新聞の前身である「平岸の歴史を訪ねて」の連載をはじめてから数ヶ月がたったある日、HTBの秘書室の方からバックナンバーをいただけないかとのお電話がありました。

 

すぐにお届けすると、樋泉社長自らお礼のお電話をいただきました。「こういった活動を新聞販売所が行っていることに敬意を表します」とのありがたい言葉を頂きました。

 

社会的地位の高い方からお褒めの言葉を頂いたことが嬉しいのではなく、自分の作ったコンテンツを本気で喜んでくれた人がいたことが嬉しかったのです。

 

連載当初、このようなマニアックなものが受け入れられるのか正直不安でした。今でこそ平岸ではそれなりに知名度のある媒体になりましたが、当時はまさにゼロからのスタート。取材を申し込んでも露骨に断られることも多々ありました。そんな中での励ましのお電話は私にとって力強いエールとなり、自信となったことを覚えています。

 

HTBが中央区に移転するまであと2ヶ月を切りました。HTBのニュースを発信するたびに、「寂しい」「HTBは平岸の誇りだ」というコメントを数多くいただきました。道新りんご新聞は、これまでHTBが地域にお届けしてくれた数々の素晴らしい取り組みに対し敬意を表し、これまでの活動やこれからの平岸との関わりなどを全力でお伝えしたいと思っています。