道新りんご新聞で連載中の平岸人図鑑。現在は編集長が出向中のため休載していますが、出向が今月いっぱいで終了しますので、近いうちに再開する予定です。
さて、現在出向中の道新伏古販売所が毎月発行するミニコミ紙「道新伏古販売所だより」で、新たな企画「道新伏古図鑑」の連載がスタートしました。
昨年出向していた道新青葉中央販売所では、地域の歴史スポットをわかりやすく・奥深く案内する「厚別ブラ歩き」の連載を、札幌建築鑑賞会代表の杉浦正人さんの執筆協力により開始することが出来ました。
道新伏古販売所では、「平岸人図鑑」を手本に、地域のヒト・モノ・コトを繋ぐ親しみのもてる連載を始めたいと思っていました。そこでスタートした企画が「道新伏古図鑑」です。連載物は1回目のインパクトが重要であり、ここで読者の興味をつかむ必要があります。
道新伏古図鑑の記念すべき第1回のゲストが若干15歳の総合格闘家・西川大和さんです。
3歳からはだしで三角山を駆け上り、10キロの重りをつけて小学校に通っていたという大和さん。探偵ナイトスクープでも取り上げられたことがあります。
取材に同行させていただいて、驚いたのが非常にスマートな考え方を持っていること。競技人口の少ない北海道で総合格闘技をするということは非常に不利な環境ですが、そのハンデを補うために、あらゆる格闘技の練習メニューを参考に独自にトレーニングメニューを開発し、体作りも科学的な知見を取り入れて、これまでの格闘界の常識をぶちやぶる挑戦をしています。
「厚別ブラ歩き」のときは企画から立ち上げまで私一人でやりましたが、今回の道新伏古図鑑は道新伏古販売所の社員さんが企画からアポ取り、取材、執筆まで担当し、私は裏方としてアドバイスを送っただけでした。
昨年7月からの出向により編集長が1年にわたり平岸を離れるという状況の中、情報発信や地域貢献活動が制限されるという事態になり、平岸住民の方には思うようなサービスを提供できなかったことを心苦しく思っています。
一方で、「新聞販売所の地域の情報発信拠点と位置づけ、地域のヒト・モノ・コトを結びつける」という道新りんご新聞の理念を多少なりとも広げることができたかなと思います。今後も地域に愛されるコンテンツとして続けてほしいと思います。
本家の「平岸人図鑑」も再開すべく準備中です。だれもが知るあの会社のあの方に登場していただく予定ですので、今しばらくお待ちください。