不審者出没相次ぐ 豊平署管内で今月17件発生 痴漢やつきまといも

不審者対策の合言葉「いかのおすし」(豊平警察署ホームページより)
不審者対策の合言葉「いかのおすし」(豊平警察署ホームページより)

豊平署管内で不審者による女性や子どもへのつきまといや痴漢など、重大事件につながりかねない前兆事案が5月以降急増しています。同署は、「不審な人物を見かけた時は、すぐに安全な場所に逃げ、110番通報してください」と呼びかけています。

 

■露出、追い回し、痴漢など相次ぐ

同署によると、5月12日深夜、平岸5条12丁目付近の路上で下半身を露出する事案が発生。同様の事案が、16日夕方に平岸5条11丁目ぼうず山公園内で、16日深夜には中の島1条4丁目で立て続けに起こりました。

 

8日夜には美園4条4丁目で小学生を追い回す不審者が現れたほか、17日夕方には福住2条2丁目で車両に乗車した不審者が小学生に付きまとう事案が発生。10日と15日夜には豊平地区で帰宅途中の女性が後方から自転車で近づいてきた男に体を触られる痴漢事件が発生しました。

 

同署管内で同様の事案や事件は5月だけで17件発生。豊平署では、「ついて行かない」「乗らない」などの頭文字を取った不審者対策の合言葉「いかのおすし」を呼びかけ、注意を促しています。