平岸高生がオリンピック招致テーマに雪像作り さっぽろ雪まつり

水を混ぜた雪で雪像の形を整える札幌平岸高の生徒(1月25日北海道新聞より)
水を混ぜた雪で雪像の形を整える札幌平岸高の生徒(1月25日北海道新聞より)

※1月25日北海道新聞朝刊17面より

さっぽろ雪まつりの大通会場で、平岸高校のデザインアートコースの生徒が、札幌の冬季五輪招致をテーマにした雪像作りに励んでいます。

 

制作しているのは幅8メートル、高さ5メートル、奥行き5メートルの中雪像。2月に平昌五輪が開かれることなどにちなみ、「SAPPORO」の文字が入った聖火の周りを、日本食を代表するおにぎりやすしが囲むデザインにしました。考案した1年佐藤文香さんは「自分が描いたものが、大きな雪像になるのはうれしい。完成するのが楽しみ」。

 

同校では他校にはない経験をしてもらおうと、実行委の協力を得て、授業の一環として2006年から雪像製作に取り組んでいます。実行委によると、市民雪像を除き、高校生が主体となって製作する雪像は唯一という。製作は18日から始まり、1、2年生の計53人が火~金曜日に交代で約1時間半ほど作業しています。24日は1年生40人が水を混ぜた雪を雪像に貼り付けたり、ノミで削ったりして形を整えました。完成は30日の予定。

 

さっぽろ雪まつり大通会場は2月5日に開幕し、12日まで。

 

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