道3区“豊平対決” 荒井氏制す

立憲民主党から出馬した荒井聡氏が、自民党前職の高木宏寿氏を下し、8回目の当選を決めました。

高木氏は札幌月寒高OB。荒井氏も平岸が地元の“豊平決戦”。これまでの選挙では、2012年、2014年と自民党の高木氏が2連勝中でしたが、荒井氏が初めて勝利しました。

 

荒井氏は、白石区・豊平区・清田区全てで高木氏を上回る完勝。候補擁立を取りやめた共産党との選挙協力が追い風となり、前回の衆院選から5万票以上得票数を伸ばしました。

 

高木氏は北朝鮮への対応強化に加え、荒井氏と共産党の接近を批判しましたが、無党派層の支持は約3割、女性は4割弱にとどまり、比例復活も及びませんでした。

 

《北海道3区 区別得票数》

■豊平区

荒井聡  56,900

高木宏寿 50,228

 

■白石区

荒井聡  52,128

高木宏寿 42,818

 

■清田区

荒井聡  32,652

高木宏寿 25,915