遊郭経営からりんご栽培へ

明日10月1日発行の道新りんご新聞「平岸の歴史を訪ねて~りんご編~」では、平岸がりんご地帯となった契機を作ったすすきの遊郭「北海楼」の髙瀬和三郎を取り上げます。

 

日本で最初のりんごの民間果樹園は、水原寅蔵によって中島公園に開かれました。中島公園のとなりに位置するすすきのは当時遊郭地帯でした。その中でも一、二を争う遊郭が「北海楼」であり、その経営者が髙瀬和三郎です。

 

髙瀬は、水原果樹園に影響され、平岸に大規模なりんご園を開きました。髙瀬果樹園はその後、その一部が柳田果樹園となり、平岸2条5丁目には大正末に建てられた札幌最古とされるレンガ作りのりんご倉庫が今でも残されています。

 

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