昨日放送のブラタモリで「サムライがつくった 弘前の宝」としてりんごが紹介されました。刀鍛冶が作った剪定バサミをタモリさんがちょきちょきしていましたが、平岸郷土資料館でもりんご農家が使っていた剪定バサミが展示されています。
この資料館には平岸の歴史に関わる貴重な資料が無造作に展示されています。きちんとした解説や展示をすれば面白いと思うのですが、残念ながらこれらの資料の価値を評価できる人材も意識もないのか、本当に無造作に置かれているだけです(もったいない)。
剪定バサミ以外にも、面白い展示品がたくさんあります。
剪定されたりんごの木。木の真ん中で「芯止め」されているのがわかります。さらに「腐らん病」という病害の痕跡も残されています。
サッポロビールのビール瓶の原料として採取されていた火山灰(4万年前の支笏火砕流)。
定山渓鉄道の枕木。
この他にも平岸の古い写真や縄文石器など、多数の展示品が雑然と置かれています。興味のある方は見学されてはいかがでしょうか。
郷土資料館ツアーなんかもやってみたいですね(要望があれば)。