平岸用水水騒動 澄川は札幌の木材供給拠点だった

毎月第3木曜日午前10時から、FMアップル(76.5MHz)にて「平岸情報ステーション りんご新聞より」を放送中!

 

明日5月18日の「平岸の歴史を訪ねて」は、明治6年に完成した平岸用水を巡る水騒動を取り上げます。

 

明治5年、札幌は空前の建築ラッシュを迎えます。高まる材木需要をまかなうため、開拓使は澄川地区の精進川流域を官林に指定。切り出した木材を精進川から豊平川へ流送しました。

 

しかし、精進川から平岸用水を通して農業用水・生活用水を得ていた平岸村の住民は、木材流送のために用水が汚れたり、あふれる被害が続き、真っ向から木材輸送業者と対立する事態に陥ります。

 

その他、先日からトンネル掘削工事がはじまった「望月寒川放水路トンネル」などここでしか聞けない地域ニュースをたっぷりお届けいたします。お楽しみに

 

※過去の放送は、道新りんご新聞公式Youtubeから視聴できます。

建築ラッシュを迎えた明治5年の札幌本府(札幌公文書館蔵)
建築ラッシュを迎えた明治5年の札幌本府(札幌公文書館蔵)