豊平区基準地価急上昇 伸び幅倍以上に

9月21日北海道新聞朝刊25面より
9月21日北海道新聞朝刊25面より

※9月21日北海道新聞朝刊15・25面より

20日公示された基準地価調査で、豊平区の平均価格が住宅地、商業地ともに急上昇しました。住宅地の上昇率は前年比4.7%、商業地は8.4%増となっています。

 

平岸地区の住宅地では、平岸4条11-10-2で40万円増の1040万円(1平方メートルあたり)、平岸4条7-9-12で60万円増の1090万円となっています。

 

商業地では、平岸駅前(平岸2条8丁目4-7)が160万円増の1810万円で、豊平区では最も高い価格となっています。

 

札幌市全体でも住宅地・商業地とも4年連続の上昇となり、上昇幅は年を追って拡大基調になっています。

 

中央区では、ホテル用地の価格が上昇したことに加え、市電のループ化に伴うマンション需要が引き続き好調で価格が急上昇。中央区に隣接し、地下鉄沿線を中心にマンション需要が高い豊平区でも上昇幅が拡大しています。

 

その反面、マンションは販売価格高騰の影響で成約率が鈍化しています。9月21日北海道建設新聞14面によれば、「駅から3分、5分以内はまだまだ堅調だが、7分、10分となると急に成約率が鈍っている」と分析しています。

 

※関連記事:基準地価、札幌がけん引 北海道内6年連続下げ幅縮小(どうしん電子版)

※北海道新聞の1週間無料おためし読みキャンペーン実施中!こちらのページからお申込みできます。