天神山の歴史アニメに アートキャンプ開催

8月1日北海道新聞朝刊25面より
8月1日北海道新聞朝刊25面より

東京の映像作家・松本力さんを講師に迎え、1泊2日でアニメーションを制作する「天神山アートキャンプ」が7月30、31日、さっぽろ天神山アートスタジオで開かれました。

 

参加した小中学生は初日に松本さんや地域住民と天神山周辺を散策し、札幌市博物館活動センターを見学。スタジオに戻った後、幅7センチ長さ約80センチの細長い紙に、コマ割りで絵を描き、体験を通して考えたことなどをそれぞれ表現しました(参考:松本力さんが以前に制作した動画)。

 

松本さんは「おもしろいと感じた今の気持ちが、絵に表情を与える。自分の記憶を書き留めるつもりで素直に描いてごらん」とアドバイス。

天神山アートスタジオホームページより
天神山アートスタジオホームページより

天神山の歴史を表現した藤野南小5年の前田希空(のあ)君(10)は「気持ちを込めて描いたら上手に書けた」と笑顔を見せました。

 

最後は、全員の絵を特殊な装置に取り込み、コマ送りにして一つの作品として上映しました(8月1日北海道新聞朝刊25面より抜粋。記事の全文はこちらのページから)。

 

天神山の街歩きは、平岸の“長老”山際廣昭さん、末廣仁志さん、そして不肖私の3名で行いました。

 

一緒に歩いて学んだ歴史が、アニメになる・・・素敵な試みですね。

 

同スタジオは11日まで、来場者が自由にアニメ制作を体験できる「天神山 夏のこどもオープンスタジオ」を開催中です。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

 

※北海道新聞永田販売所は、日ごろお世話になっている平岸地域への恩返しとして、平岸の文化の発展と災害時における住民の安全を守るお手伝いをすることを目的として、豊平区が実施する「とよひらまちづくりパートナー制度」に参加しています。詳しくは、地域貢献活動のページをご覧ください。