平岸・豊平地区で死亡事故相次ぐ

6月29日午後6時50分ごろ、札幌市豊平区平岸1の20の国道453号線で、道路を横断していた90代の女性がミニバイクにはねられ、全身を強く打って間もなく死亡しました。

 

現場は、片側2車線の見通しのよい直線道路で、警察はオートバイを運転していた会社員が前をよく見ていなかったのが原因とみて、過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。警察は容疑者や事故の目撃者から話を聞くなどして、調べています。

 

また、30日午後8時45分ごろ、札幌市豊平区豊平6の3の市道で、道路を歩いて横断していた女性が、走ってきた乗用車にはねられ、全身を強く打ち間もなく死亡しました。

警察は乗用車の運転手を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。

 

現場は片側2車線の見通しのよい直線道路で、近くに横断歩道などはなかったということです。

警察の調べに対し、容疑者は「はねたのは間違いありません」と供述し容疑を認めているということで、警察は事故の詳しい状況や原因を調べています。

 

南平岸地区では平成19年9月2日から3,000日以上、豊平地区では平成25年9月14日から1,000日以上交通死亡事故が発生していませんでした。

道内の死亡事故は66件(7月10日現在) と前年から13件減少しているのに対し、豊平区では今年に入り5件の死亡事故が発生し、上半期だけで例年の2倍の数に達しています。

 

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